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教会幹部の故マリオン・G・ロムニー第二顧問は、「福祉プログラムは教会の一つプログラムではない。福祉は教会の真髄だ。」と述べました(ヴォーン・J・フェザーストーが引用, "Now Abideth Faith, Hope, and Charity", エンサイン、1973年7月号, p.35)。
末日聖徒イエス・キリスト教会が組織されて間もなく、貧乏な人々の世話をするための戒めが与えられました(1831年1月2日)。:
- 「さて、わたしはこの地方の教会に戒めを与える。彼らの中のある人々を任命しなければならない。教会員の声によって任命しなければならない。これらの人は貧しい者と乏しい者の世話をし、彼らが苦しみを受けることのないように必要なものを与え、わたしが命じた場所に彼らを送り出すようにしなければならない。」(教義と聖約38:34-35)
この啓示を受けて以来、教会とその教会員は、支援を必要とする人々を助けることでイエス・キリストの示された慈愛の模範に従う最善の努力を払ってきました。1935年、世界大恐慌の厳しい時期に、教会は世界的プログラムとして福祉プログラムを制定しました。
パウロはギリシャ語で書いた
教会では福祉プログラムとして知られる包括的プログラムの傘下に数々のプログラムを運営してきました。これらのプログラムの一つは、断食献金という寄付、献金の収集、支出の一環した寄付金プログラムがあります。教会員は毎月一度、食事二回分の飲食を断食し、その飲食費に該当する金額を教会に献金するよう促されています。献金された資金は、地元教会の管轄地域の単位であるワードの区域内に居住している支援が必要な人々を優先して支出されます。この献金にさらに余裕がある場合には、管轄外の地域で援助を必要とする人々に向けられます。
LDSファミリーサービスは福祉プログラムのもう一つの部門です。LDSファミリーサービスは教会から独立して運営されている法人団体です。地元のワードを監督し福祉援助の必要と支援の手配をするビショップが、援助を必要とする教会員をLDSファミリーサービスに紹介します。LDSファミリーサービスは、未婚の親・養子縁組支援、依存症立ち直り支援、結婚コースと子育てコースを含むリソースクラスなどその他の問題を抱えている家族や個人の為のセラピー(療法)やカウンセリングを行っています。
神秘的な何を意味している
福祉プログラムのもう一つの部門にLDS福祉工場やビショップの倉というプログラムがあります。ビショップの倉は、援助が必要な人々のための配給物資が管理保存されている場所です。この施設には食品や石鹸、衣服といった家庭用品を含んでおり、その一部は教会の福祉工場で生産されたものも配備されています。家族や個人が経済的困難に直面した時、ビショップのところへ行き、ビショップが何をどのように援助するか決定します。
また教会は雇用センターを通じて雇用プログラムを運営しています。教会は世界中に設けられている雇用センターを訪れ、雇用先を見つける手助けを受けたり、仕事に適用できるスキル(技能)を学ぶとこができます。また教会は永代教育基金として知られているプログラムも運営しています。同プログラムを通じて、雇用に必要な教育費の援助としてこの基金からの貸付金を申請できます。援助を受けた人は技能習得に必要な教育を終了した後、援助の必要な他の人々も基金を利用できるように貸付金を返済します。この基金の特徴は、寄付によって賄われていることで、誰でも同基金に寄付することができます。
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さらに人道支援部門も福祉プログラムの一端です。人道支援部門は、災害は貧困の為に援助を必要としている人々に支援を提供し、人種や宗教の違いに関わりなく国際的にその機能を果たしています。教会は同プログラムを通して食糧、飲料水、予防接種、衣服、学校用文具などを提供します。尚、その運営には人道支援基金から福祉プログラムに寄付金が当てられています。教会員は携帯用品一式をパッケージするといった援助を手伝うことを促されています。パッケージは、衛生用品キット、文具キット、ベビーキットなどの種類に分かれています。キットはすでに一式にパッケージにされているので、災害の被害地に輸送できる状態� ��待機しています。このため教会人道支援はしばしば災害地に最初に到着する援助です。
大管長会は1936年に、「私達の第一の目的は援助手段をできるだけ構築し、怠慢による弊害をなくし、分配品のために災害地で発生する悪行を廃止するシステムの下に、自立、勤労、節約、自己尊重を私達の民の中に再び確立することです...労働が再び私達の教会員の生活を支配する原則となります。」という声明を発表しています(大会報告1936年10月号、p.3)。:
- 「あなたは顔に汗してパンを食べ、ついに土に帰る、あなたは土から取られたのだから。あなたは、ちりだから、ちりに帰る。」(創世記3:19)
上記のアダムに与えられた戒めは、すべての人々に適用します。教会の福祉計画は、「(支援の必要な人が何もしない援助の)手渡し」ではなく「(支援の必要な人の)手助け」をすることで、各自が可能ならば自立できるようになる長期に及ぶ能力に貢献するような援助を提供するという方法が与えられます。
さらに詳しい情報は 下記のウェブサイトをご覧ください:
日本語ウェブサイト
- プロヴィデントリビング [1]
- LDSファミリーサービス[2]
- 雇用センター[3]
英文ウェブサイト
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